オーダーカーテンと既製カーテンの違いというお題でお話しています。
本日5回目になります(*^^*)
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↑スタイルのお話です。
↑芯地、山取りのお話です。
↑耳と裾の縫製のお話です。
↑柄合わせのお話です。
さて5回目の今日は
オーダーカーテンの裏地付き加工についてお話します。
カーテンに裏地をつけるメリットは大きく分けて3つあります。
① 審美性(しんびせい)の向上
つまり【美しさが増す】ということです。
質の良い生地に裏地を付けるとさらに高級感が増しますし、表が薄手のプリント生地などでも見違える程にどっしりと存在感がでます。
重量感を帯びて大変美しいドレープになります。
また、本来縫製の裏側が丸見えなはずの窓の外から見ても、生地の裏面、縫製の裏面が見えなくなります。
② 耐久性の向上
窓に吊るすカーテンは日に当たる時間が長く、日焼けにより生地は変色したり劣化しやすくなります。
それを防いでくれるのが裏地です。
裏地を付けることにより日焼けを防ぐことができ、耐久性が上がります。
③ 遮光性や保温性など、機能の向上
裏地を付けることにより断熱効果が単体のカーテンより高くなり、冷暖房の効率化につながります。また二枚の生地の間に薄い空気の層ができるので冬は保温性がとても高まります。
これは服と同じですね。
肌に直接1枚厚いセーターを着るよりも、薄手でも2枚重ね着をする方が暖かいのと同じです。
裏地を選ぶ際のポイントは
表地との伸縮差がないものがよく
それから表地に少し裏地の色が透ける場合があるので、表地に見合った色味のものをお選びくださいね。
また裏地の【生地の表側】は窓の外に向く面です。(つまり表地とは背中合わせになります。)
そのようにイメージしてください。
オーダーカーテンのお店でご相談されると上記のようなこともすべて
丁寧にアドバイスいただけると思います。
私ね、裏地ってなんて紳士的なんだろうと
いつも思います。
自らは目立たずに表地を美しく引き立て
暑い日は自らが日に当たり
寒い日は表地を守り。
ね、カッコいいでしょう?
紳士付き・・・じゃなかった。裏地付きのカーテンいいな、と思われたら
ぜひ窓装飾プランナーのいるお店にお出かけくださいね。
それでは
今日も元気にいきましょう♪