おはようございます。
オーダーカーテンと既製カーテンの違いの記事を書いて、もう6回目になりました。
もう6回だなんて、自分でもびっくりしています。
なかなか見比べることのできないオーダーカーテンと既製カーテンをできるだけ具体的にイメージしていただけるように、と思うとつい長くなります。
いつもお付き合いありがとうございます。
もう記事が多いので、いつものように初めにリンクを貼りません。この記事の一番下にリンクを貼っておきますので、①〜⑤を読まれる方は下のリンクから各記事に飛んでくださいね。
今日はカーテンが仕上がってお客様のお手元へ届くその姿、
つまり畳み方のお話をしたいと思います。
お店で既製カーテンをご覧になった事はありますか?サイズごとに棚に並び、ビニールの袋に四角く畳まれているのを思い出される方も多いと思います。
その既製カーテンのたたみ方を【平だたみ】と言います。
山をとった立体的なカーテンをぺたんこに四角く畳むわけですから、当然山ではないところに折りジワが入ったり、山になるべきところが谷折りになったりします。
それがリーズナブルに特化した既製カーテンのたたみ方。
一方オーダーカーテンはどのように畳むかと言うと、プリーツ(山)に沿って山、谷、山、谷…と、まず横幅を畳んでいき、それから丈を折り上げます。
【プリーツ畳み】と言います。
うちの工場ではベテランさん2人で山側と裾側を持ち、畳みあげていくのですが
この畳みの様子を見るのが私はとっても好きです。
余分なシワが入らないように丈方向にピンと張り、山側の折りしろに合わせて裾も同じ幅で折りあげます。
畳みさん2人の息が本当にぴったりで、カーテンはそれに合わせて素直にペタペタと畳まれていきます。
それはまるで魔法のよう。
あっという間にお行儀よくお嫁に行く準備が整います。
このように、オーダーカーテンは最後の最後まで手間と愛情がかけられています。
上質な生地をメーカー様からお預かりし、たくさんの柔らかい女性の手で丁寧に丁寧に工程を経て出来上がったカーテン。
良いものでないはずがありません。
そしてきちんと箱に入って納品書が貼られ、
いざ出荷です。
ドライバーさん、丁寧に配送お願いしますね。
こんな感じで今日もたくさんのカーテンをお送りするのです。
さ、今日もはりきっていきますよ。
みなさんも良い一日をお過ごしください(*^^*)
オーダーカーテンと既製カーテン ↓過去記事はこちらからどうぞ。
↑スタイルのお話です。
↑芯地、山取りのお話です。
↑耳と裾の縫製のお話です。
↑柄合わせのお話です。
↑オーダーカーテンの裏地付加工のお話です。