『遮光1級がさらに5段階に分類』
6月25日、NIF(日本インテリアファブリックス協会)から発表がありました。
遮光の階級については以前にも記事にしたことがありますが
(その時の記事はこちら→“遮光カーテンにも種類があるんです。”)
遮光は1級、2級、3級という3段階に分かれており、
その中で最も等級の高い遮光1級はファブリックメーカーによってさらに独自の段階分けをされたり、とこれまで消費者には比較のしにくい評価基準でした。
このたびこの5段階の細分化が統一されることになり、
どのファブリックメーカーの生地においてもこれが共通した基準になります。
【遮光カーテンの遮光評価方法】NIF法(特許 第5437308号)
(NIFホームページより抜粋)
NIFという協会はカーテンやその他の窓装飾、カーペット、壁紙などインテリアファブリックを扱うメーカーが集まる協会です。
インテリアファブリックス業界の取りまとめをする機関です。
そのNIFで今回この基準が発表されました。
各メーカーは今後この共通の基準で商品の判定をし、消費者へ提示することになるでしょう。
そうするとメーカーが違う生地でも遮光性の比較が容易にできるようになるんです。
他社との競争や差別化はビジネスにおいてもちろん大切ですが
業界全体のことを思えば、統一化が必要な部分もたくさんあります。
NIF関係者の皆様
今後も消費者のニーズを一番に考えて業界全体を引っぱっていただきたいと思います。
まず一歩。とても嬉しく思います。