邂逅(かいこう)

 

思いがけなく出会う

偶然ふいに出会う

そして、運命的に出会う

 

 

JAPANTEX2018で私が心待ちにしていたブースのひとつがこちら。

 

フリーランスのインテリアコーディネーター

三宅利佳さんプロデュース

【モリスとミュシャの邂逅】

です。

 

 

モダンデザインの父と言われた

ウィリアム・モリス(左)と

 

アール・ヌーヴォーを代表する画家

アルフォンヌ・マリア・ミュシャ(右)

 

このハンサムなおじさま達が今回出会うのは、こんなドラマの中でした。

 


世紀の大泥棒「いちご泥棒」は

1882年に指名手配されて以来、モリス警察署タイムトラベル課の懸命な捜査にもかからず136年間にわたって逃亡中。

モリス警察は、ポスターづくりに定評のあるミュシャ広告代理店に手配書の作成を依頼するというストーリー。


 

モリスもミュシャも国内各地で美術展が開催されたり、とても注目が集まっている今

それをストーリーの中で出会わせた利佳さんのセンスは、

遊び心に溢れていながらも

それぞれの作品に敬意を払われていることがよく伝わってきました。

 

 

例えばミュシャのコーナーの表現。

 

↑ 代表的なミュシャの作品「黄道十二宮」

 

こういったミュシャを象徴する女性像は今回どこにも取り込んでおられません。

 

代わりにこのミュシャらしい柔らかな色の世界に焦点を当てられ、

観る側にイメージの拡がりを持たせた世界に創り上げていらっしゃいました。

 

見てください。

釘に一本一本不規則に渡してあるのは

柔らかな色合いの毛糸たち。

なんて細かい仕事でしょう!

 

それがこうなります。↓

嬉しそうに座ってるのは私です。えへへ。

これね、

利佳さんご自身が『ここに座ってください。撮りますよ♡』って撮ってくださったの!!

なのでこの日一番の笑顔です。

 

 

そして並ぶモリスのコーナーはこんな感じ。

絵本に出てくるような世界観。

 

わざと不安定に積み上げてあるモルタル造形の本棚

 

そして

泥棒ちゃんたち、捕まってました!

 

捕まったいちご泥棒は48羽。

そう。会いに行けるアイドル。笑

 

細部にまで利佳さんの遊び心が見え隠れする、まるで絵本のような素敵な展示でした。

 

 

 

お仕事のインテリアコーディネートの中でもストーリーを大切にすると以前セミナーで仰っていた利佳さん。

コーディネートのお仕事の中ではきっとお客様とコミュニケーションを重ねて感覚を共有され、ストーリーを創られるのでしょう。

今回の展示でもモリスとミュシャという、今はこの世に生きてはいらっしゃらないお二人と

きっと対話を繰り返しされたのだと思います。

 

とても丁寧なお仕事をされる方なのだなぁと改めて感じ、より一層憧れの存在になりました。

 

利佳さん、ありがとうございました♡

 

 

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